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不安・ストレスを劇的に減らすメントレ術

こんにちは、艇学スクール福岡校メンタルトレーニング講師の池です。

今回の記事では「不安・ストレスを劇的に減らすメントレ」について紹介していきます。

メンタルコーチとしてプロアスリートにお伝えしているメントレを今回紹介していきます。さて、不安・ストレスですがこれは仕事、スポーツ、プライベートでの不安は誰もが抱えているものです。

・結果が出せなかったら 

・またミスをしてしまったら 

・試験がうまくいかなかったら 

・あの人との人間関係が 

このように今の状況にもよりますが誰もがスポーツで仕事でプライベートで多種の不安を抱えていると思います。今回はその不安を減らすためにメントレを紹介していきます。

今回の記事は、次の3ステップで紹介していきます。

  1. 不安は何から生まれるのか? 
  2. アフリカ先住民の未来と現代人の未来 
  3. 不安・ストレスに強くなるメントレ!

それでは早速解説していきますね。

まず①の不安は何から生まれるのかです。

結論から言うと、それは未来への思考です。私がこれまでサポートしてきたプロアスリートも同じで悩みの大半は未来に対する不安から起こっています。

「今日も前の試合のように調子が悪かったらどうしよう…」

「今日結果が出せないとポジションが…」

「このままだったらシードがなくなる。くびになる。それは避けたい…」

「前の試合みたいにミスを連発したらどうしよう…」

このように不安は未来から生まれるのです。

逆に言うと、その未来への思考にうまく対処できるようになると「不安」は大幅に減るのです。この不安を減らすメントレは最後に紹介していきます。

次にステップ②アフリカ先住民の未来と現代人の未来ですがこれがなかなか興味深い内容でこちらも結論お伝えすると「アフリカの先住民は1週間先までしか考えない。現代人の私たちは30年先の未来まで考えるから不安が多い。ということです。アフリカ先住民(狩猟採集民で200万年前と同じその日暮らしをしている)の生活では男は狩りに出かけ、女は木の実の採集やこどもの世話をするような生活です。この未来感覚は長くても1週間先でこれ以上未来を考えることがないそうで、驚くことに鬱病の数はゼロに近いとのことです。

オックスフォード大学の人類学者であるヒュー・ブロディ氏は「狩猟採集民は未来には目を向けず今に注意を向ける。長期の未来に目を向け行動を決めることはない。」と言っています。

逆に、現代では人生100年時代などとも言われ、何十年も先のことを考えたうえで「今」の意思決定をすることが常識になっています。これは重要なことかもしれませんが、反面それが未来への不安につながっている事実もあるのです。

このような状況だからこそ、「マインドフルネス」など未来にとらわれすぎずに今に目を向ける時間をつくることでメンタルをマネジメントする重要性も高まってきています。

そして、ステップ③不安・ストレスに強くなるメントレ!です。

このようなに現代人は「未来」を見すぎてそこに不安になっているわけです。ではどうすれば未来への不安やストレスをなくせるか?

今回ご紹介するメントレがずばり「マインドフルネス」です。

マインドフルネスとは「今という瞬間に意識のすべてを向ける」という意味合いで、最近ではGoogle社が社員のストレス低減プログラムとして採用したことや書店でもマインドフルネス関連の書籍を目にする機会も増え、「聞いたことがある」という方も多いのではないでしょうか。このマインドフルネスは1970年代にマサチューセッツ大学のジョン・カバット・ジン氏が提唱したもので、1990年代からは臨床試験も増え、効果も検証されています。

マインドフルネスとはテニスのジョコビッチ選手やサッカー日本代表の南野選手も実践していると話題になっています。このような状況だからこそ、「マインドフルネス」など未来にとらわれすぎずに今に目を向ける時間をつくることでメンタルをマネジメントする重要性も高まってきています。

ちなみにマインドフルネス瞑想とは簡単に言うと「意識のすべてを呼吸に向け続ける」というエクササイズになります。どういうことかを理解するために今から少し、ご自身の呼吸に目を向けてみましょう。

あなたは今、息を何秒吸って何秒吐いていますか?10秒間ほど観察してみてください。

多くの方は2~3秒吸って、2~3秒吐いているという方が多いと思います。そして、あなたに質問です。

「今、あなたが呼吸に意識を向けた10秒間に呼吸以外のことは考えましたか?」

おそらくあなたの答えは「他のことは考えていない。呼吸だけを意識した」だと思います。つまり、この10秒間はあなたが「今という瞬間に意識のすべてを向ける」というマインドフルネスの状態だったのです。

アスリートにはこのマインドフルネス(3~10分)を朝と夜、1日2回のメンタルトレーニングとして習慣的に取り組みように薦めています。

ということで今回は「不安・ストレスを減らす劇的に減らすメントレ」について紹介していきました。ぜひ、ご自身の活動に活かしてください。
艇学スクールでは、この様にメンタル面のサポートも行い、あなたの目指す夢への「不安・ストレス」の軽減にも努めています。

それでは、また更新致します。

福岡校メンタル講師 池

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