このブログ読む価値あり価値あり‼ 国語の出題率急上昇⤴「○○」で差をつけよう!
こんにちは。艇学スクール東京校で学科講師を担当している太田です。
中学・高校の入試問題って、学校ごとに特徴があって、難易度だけでなく出題分野もそれぞれの学校で違っていたりしますよね。でも同じ学校だったら出題傾向が年によって大きく変わるということはあまりありません。僕が小中学生を指導するときは志望校の過去問をさかのぼって調べて、出題率が高い分野、そしてその問題の難易度を考慮して対策を立てますが、「この年から大幅に出題傾向が変わった」ということはとても稀なことなんです。
ところが、皆さんが受けるボートレーサー養成所の学科試験は出題傾向が大きく変わることが結構あるんです。
実際に国語ではここ数年、出題率をグンと伸ばした分野があります。
それは、、、ズバリ、
「文法」です。
今日はその文法のお話です。
中学・高校入試と同様にボートレーサー養成所の学科試験でもやはり過去問をしっかり調べて対策を立てるというのはとても重要なことです。
そして出題傾向が変化すると、艇学の学科カリキュラムにも反映させているんですが、あるときから急に文法の出題率が上昇し始めたんです。もちろん、艇学の学科カリキュラムでも文法対策の時間を増やしたわけですが、この文法というのは得意不得意がはっきり分かれる分野なんです。もう数学並みに激しく好き嫌いが分かれます。
そして、出題率が高い(出題数が多い)ということは、合否に直結する重要分野となっているわけです。
正直言って、文法は数学同様苦手な人の方が圧倒的に多いので、これを克服すればライバルに一気に差をつけることだってできるんですよ!
どうです、皆さん。文法、勉強する気になりましたか?
皆さんには中学校で習った文法を一からきっちり復習して欲しいのですが、今日は文法の中でも頻出の問題を一つ解説したいと思います。
その問題とは「単語区切り」です。
直近の5期のうち、なんと4期で出題されているんです。特定の問題がこんな高頻度で出るなんて、すごくないですか?
この情報だけでも、このブログを読んだ価値ありますよ!
さらにさらに、その単語区切りの中でも頻出の区切れパターンをご紹介しましょう。
それは、
/動詞/接続助詞/補助動詞/助動詞/
です。
「なんのこっちゃ?」ですよね。
でもこれ、出題者のクセでしょうか、このパターンが多いんです。
具体例をやってみましょう。
「その本を読んでみた。」
これを単語に区切ると
「その/本/を/読ん/で/み/た。」
となります。
後半の「読ん/で/み/た。」がまさに先ほどのパターン!
読ん(動詞)/で(接続助詞)/み(補助動詞)/た((過去の)助動詞)
動詞の活用形について少し補足しておくと、
読む → 読ん(連用形)
みる → み(連用形)
となります。
もう一つやってみましょう。
「宿題をやっておいた。」
これを単語に区切ると
「宿題/を/やっ/て/おい/た。」
やはり後半の「やっ/て/おい/た。」がこのパターン。
やっ(動詞)/て(接続助詞)/おい(補助動詞)/た((過去の)助動詞)
やはり動詞の活用形について補足しておくと、
やる → やっ(連用形)
おく → おい(連用形)
となります。
どうです? パターンがなんとなく分かってきましたか?
本当は動詞・形容詞・形容動詞の活用表が頭の中に入っていたり、助詞、助動詞の知識があれば、簡単な問題なんですが、そこまで解説するとものすごく長くなってしまうので、ここでは割愛します。皆さんはきちんと勉強してくださいね。
そして、先ほどの2つの例を何回も練習すれば、なんとなくでもパターンがつかめると思います。そしたら文法の問題集でさらに練習してみて下さい。学科試験に出題されるレベルの問題ならきっとできるようになるはずです。
そうそう、「単語区切り」だけでなく、「文節区切り」も過去に出題されていますので、こちらも復習しておいてくださいね。
艇学スクールでは過去の問題を徹底分析。出題傾向にあわせたカリキュラムでグイグイ実力アップ。
学科に自信がない人、艇学スクール通学がお勧めですよ!
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文法をマスターしてライバルに差をつけて下さい!
それではまた更新します!
東京校学科講師 太田