本当はお伝えしたくないのですが、超重要種目の3つのポイントです
こんにちは!福岡校体力講師の辻です。
『デッドリフト』
皆さん、やってますか?
背筋力を向上させるためのに、絶対にやった方がいい種目です♪
必ずやらないといけない、超重要なトレーニング種目です。
今回は、デッドリフトをやるに当たって、知っておいて欲しい3つ知識をお伝えします。
①床から持ち上げない
②ベルトは必要ない
③ストラップも使用しない
まずは①の「床から持ち上げない」
デッドリフトの基本フォームは、床からバーベルを持ち上げることになっています。
ただ、床からの引き上げは推奨していません。
その理由は、腰痛のリスクがあるということ。力が一番低いポイントからスタートをしているからです。
腰痛のリスクは確実にある。
ただ、それよりも地面からの位置は、力の発揮が弱いということろに問題があります。
ベンチプレスで言えば、胸の位置からスタートしているということになります。
イメージしたらわかりますよね?
絶対に上がらないということが。
力が発揮できない位置であり、腰椎も丸くなるリスクがあるので、絶対的にお勧めしていません。
艇学スクールで行っている方法は、膝付近の高さからスタートし、終了もそのポジションで終了します。
背筋力計の測定も、低い位置から測定しませんよね?
測定位置でトレーニングするとOKです。
②ベルトは使用しない
腰を保護するために、トレーニングベルトを使用している人もいると思います。
艇学スクールでは、ベルトは使用しません。
腰痛になるリスクがあるのでは?と思うかもしれませんが、腰痛になるのは、トレーニングフォームが悪いからです。
そもそもの問題があるということです。
背筋力を鍛えるのに、腰を守って何を鍛えているの?
って思います。
パワーリフティングの人達は、ベルトを使用しています。
それは競技だから使用しているだけであり、①でも言ったように床から引き上げているので、ベルトが無いといけないということです。
ベルトが無ければ痛めてしまうという証明でもありますが・・・・。
③ストラップは使用しない。
ストラップというのは、握力を補助する器具です。
バーベルにストラップを巻くことで、握力を補助し、高重量でトレーニングすること出来ます。
以前、「背筋力を鍛えるのに、ストラップを使用しないのはおかしいのでは?」という声がありました。
背筋力だけを鍛えるのであれば、ストラップの使用は良いでしょう。
ただ、背筋だけ強くなっても握力が弱いままでいいのでしょうか?
知っていて欲しいのは、筋力は弱い箇所に合わせて力を発揮するということです。
なので、背筋がめちゃくちゃ強くても、握力がへなちょこだったら、そのへなちょこの力に合わせた力の発揮になるのです。
このことから、デッドリフトは背筋力だけでなく、握力の強化も同時に狙ってトレーニングをしています。
なので、手が負けて終わることの方が多いのです。
しかも、マメもできます。
マメが破けます。
それでもやります。
その積み重ねがあるから背筋力と握力が強くなります。
艇学スクール生が、背筋力を180㎏以上の力を付けるのは、しっかりトレーニングした成果なのです。
同時に握力も向上します。
前期は20㎏近く握力が向上した生徒もいました。
力を発揮させるスキルを身につける必要がありますよ!
この方法を参考に「デットリフト」に取り組んで下さい。
それではまた更新致します。
福岡校体力講師 辻