面接試験で、あなたの考えを伝えるための2つのポイント!
こんにちは。
艇学スクール福岡校で人物指導を担当している栗原です。
今回は、面接官に自分の考えを伝えるためにはどうしたら良いのかについてです。
ボートレーサー試験の三次試験では面接があります。
この試験では、いかに自信を持って堂々と受け答えが出来るのかがポイントになってきます。
当然、何も準備していかずに面接を乗りきろうと思ってもなかなか出来るものではありません。
これまでの受験者の中にも、「自分のことを話すのだから、準備などしておかなくてもしっかりと話せるだろう」と高をくくって面接に臨んだ方がいましたが、結果は散々なもので、まったくと言っていいほど受け答えが出来ずに3次試験で不合格になってきました。
面接試験は皆さんが思っている以上に緊張するものですから、作文の書き方の中でもお伝えしたように、やはり何度も練習して準備しておくことが大切になってきます。
そのために、まずは話の中身を具体的にしておくことです。
自分ではきちんと伝えたつもりでも、相手にうまく伝わっていないことがよくありますよね。
例えば、「私は以前、飲食店でバイトしていました」と面接官に伝えたとしたら、何が伝わるでしょうか?
自分の言いたいことがうまく伝わっていると思った方もいるかもしれませんが、これでは過去にバイトをしていたことしか伝わらないのです。
では、何が悪かったのでしょうか?
まず、「以前」では、いつのことなのかが分かりませんよね。
ですから、分かりやすくするためには、「高等学校2年生の5月から半年間」「3年前の4月から現在まで」、などと伝える必要があるのです。
また、「飲食店で」はどうでしょうか?
あなたは、どのような店で、どのような仕事をしていたのかイメージ出来ましたか?
人によって思い浮かべた店、仕事内容がまちまちだと思います。
「ファミリーレストランで調理の」「ハンバーガーショップで接客の」と言えば、店や仕事内容のイメージが出来ますよね。
大切なのは、固有名詞を使って相手にイメージしてもらうことです。
相手にイメージしてもらえるような内容が話せれば、合格に半分以上近付くことが出来ます。
ただし、面接時間は短いので長々と話せませんから、ポイントを絞った内容を用意しておく必要があります。
ちなみに、正式な試験の場ですから、出来る限り略語や短縮言葉を使わないようにしましょう。
「バイト」ではなく、「アルバイト」ですよね。
「部活」→「部活動」、「自主練」→「自主練習」、なども気を付けた方が良いですね。
さて、話の内容は具体的にまとめることが出来たとしても、相手にうまく伝えるためには、表情や態度も大切になってきます。
同じ内容を伝えるにしても、「自信のない顔付きで、声も小さく、椅子に座っている姿勢が悪い」人と、「自信を持った顔付きで、声も適度に大きく、椅子に座っている姿勢が良い」人とでは、どちらの話が面接官にうまく伝わるでしょうか?
もちろん後者ですよね。
過去に、ある採用試験の場で面接官をした時、「全身全霊をかけて仕事をする」と伝えられた方がいましたが、非常に小さな声でボソボソと話す方だったので、面接の評価が悪く採用されなかったことがありました。
話の中身と表情や態度にギャップがあったために、考えや内容がうまく伝わってこなかったのが原因です。
このように、話の中身を伝えるためには表情や態度も大切になってくることを忘れないようにしてください。
自信を持って面接に臨むためにも、誰でも良いので面接官の役割をお願いして、面接の練習を何度もしておきましょう。
話の内容をしっかりと覚えたつもりでも、いざ人前で話すとなるとうまく話せるものではありません。
人物試験対策で多くのスクール生が来られましたが、「完全に伝える内容を覚えてきました」と言いながら、実施に面接の練習を始めるとしどろもどろになって、何回もやり直しをする方がほとんどでした。
やはり練習あるのみですね。
面接官に考えをうまく伝えるためには、
①相手にイメージしてもらえるような内
容を準備しておく
②自信を持った表情や態度で受け答えを
する
以上の2点が基本的に大切なことになってきます。
艇学スクールでは、最終合格には“人物”が重要だと考えています。
「ボートレーサーになりたいという強い意志があること」
それを伝える事ができる人間形成にも取り組んでおります。
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2、3次試験の事も見据えて、作文や面接の準備も並行して進めていきましょう!
それではまた更新します。
福岡校人物講師 栗原