適性試験の手腕作業で脳を活性化!適性は脳科学で勝負する!
こんにちは、艇学スクール福岡校代表の土井です。
突然ですが皆さんは、
「指先を動かすと脳が活性化するって知ってますか?」
手と脳には深い関係があります。手は『第二の脳』『露出した脳』などと言われ、手を使うと、使わないときに比べて脳の血流量がおよそ10%程上がるという研究結果もあります。
こちらの画像をみて下さい!!
ロンドンの自然史博物館にあるホムンクルスの模型です。
これはノーベル医学・生理学賞を受賞したカナダの脳外科医ペンフィールドが「ホムンクルス」という脳の場所と体の部位との対応関係をまとめた運動野の模型になります。
とても気味の悪い模型に見えますが、注目して見ると「手」や「唇」はすごく大きく、逆に「胴体」や「足」「腕」などがすごく細いですよね~。これは人の大脳皮質と体との運動野の関係を部位の大きさで示したものなんです。
この部位の大きさが大きいほど感覚が敏感であるとされ、その部位を使うことで脳のたくさんの部分を使っていることになります。なので、手と脳が密接な関係である事が確認出来ますよね!要するに、手をたくさん使う事で脳を活性化させることにつながるわけです。
しかし、日常的な「物を掴む」や「箸を使う」といった事ではあまり刺激はなく、なにも考えないくらいでもできる、体に染みついた動作では脳への刺激にはつながりません。
脳を活性化させるのに効果的な方法とは“考えながら指を動かすこと”なのです。
特に、ピアノなどの楽器演奏やキーボードタイピングなど考えながら動作することは効果的で、またこれらを普段と違った操作にすることも脳への刺激になります。
「今日、お伝えしたいのはここからです!」
つまり、手を考えながら動かすことは、脳が活性化され、より器用な運動が出来る様になる事や、学習への変化として記憶力の向上にもつながります。この様な脳科学的なエビデンスをボートレーサー試験にも利用していただきたいのです。
適性試験では、指先の器用さを検査する項目として『手腕作業』『リング挿し』『糸通し』などがあります。これらは職業適性等を検査する器具として用いられますが、一定水準以下である場合は、冒頭で話した手と脳の関係の事を考えればお分かりにますよね!?
「それなら、すごく指先が器用になればいいんですよね!」
こんな声も聞こえて来ますが、そんな事が伝えたいのではなく
「考えながら指を動かす」を日常的に取り入れることにより、さまざまなパフォーマンスにつなげていけるわけですから、選手としての将来の為に取り組んで欲しいのです。
とは言っても、この様な特殊な器具は持っているわけではないでしょうから
自宅でも出来るトレーニング方法を今日は3つお伝えします。
【1】彼女・いいね!
◆方法
①右手は親指を立って「いいね!」、左手は小指を立って「彼女♥」このカタチを作る
②両手の指を握って「グー」
③右手は小指を立って「彼女♥」、左手は親指を立って「いいね!」
④両手の指を握って「グー」
①→④をリズムよく繰り返しましょう
YouTube 艇学チャンネル
https://youtu.be/co90Lv8irEo
【2】ピストル&ドッグ
◆方法
①右手は人差し指と小指を立てて、親指と中指・薬指を付けて「ドック」のカタチを作る。左手は親指・人差し指・中指を立てて、薬指・小指を曲げて「ピストル」のカタチを作る
②右手は「ピストル」、左手は「ドック」
①②をリズムよく繰り返しましょう
YouTube 艇学チャンネル
https://youtu.be/EJJSIt6dLJE
【3】ペグ回し
※ペグを用意します。
『ボートレーサー試験完全攻略DVD講座』を購入済みの方は付属しています。
※木工用のダボでも代用可能。
◆方法
①両方の手にペグを持ちます。
②親指と人差し指・中指を使ってペグをクルクルと回転させる
③親指と中指・薬指を使ってペグをクルクルと回転させる
④親指と薬指・小指を使ってペグをクルクルと回転させる
②~③の回転動作を10回づつ連続して行いましょう
YouTube 艇学チャンネル
いかがですか!
すぐに出来ましたか?
すこし難しい方もいるかもしれませんが、ゆっくりでもいいので
考えながら指を動かすことで脳への刺激になります。
是非、やってみて下さい。
この様に、艇学スクールでは脳科学の分野を利用した指導も行います。
不器用なところがある方には、スクール通学がお勧めですよ!
現在、2020年6月入学生向け学校説明会を実施しています。
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それではまた更新します!
福岡校代表 土井