理科の暗記に困ってるかた向けですが、自然観察して下さい
こんにちは。艇学スクール東京校で学科講師を担当している太田です。
理科といえば自然科学。実験や自然観察がつきものです。
学校でも実験室で二酸化炭素を石灰水にくぐらせたり、校庭の花壇でアサガオやヒマワリの種をまいて、成長の様子なんかを観察したりしましたよね。
きょうは理科の自然観察のお話です。
理科は理系科目ですが、中学の範囲では暗記が多く、特に養成所の試験では計算問題はほんの少ししか出題されません。暗記すれば解ける問題が大半です。
その暗記ですが、単純暗記するしかないものでも、実験や自然観察することで印象に残り、自然と覚えてしまったりすることも少なくありません。
そうはいっても一人で実験って、、、
ちょっと無理がありますよね。
自然観察っていっても何をどう観察するのか。。。
まぁ、そうなりますよね。
でも、僕も植物の範囲を暗記するときや、参考書に書いてあることが本当かどうか確認するときには一人で自然観察に出かけます。
どこへかっていうと、、、
スーパーマーケットです。(笑)
植物の分野では単子葉類、双子葉類の特徴も覚えないといけません。
例えばアサガオ、皆さんも小学生のとき校庭の花壇で育てたんじゃないでしょうか?
最初に出た葉っぱをなんて呼んでました?
こんな感じでしたよね。
そう、「双葉」って呼んでましたよね。見た目通り双子の子葉で双葉ですね。
ちなみに本葉と花はこんな感じでした。
子葉と本葉は形が大きく違ってましたよね~。懐かしいですね~。
子葉が2枚のものを双子葉類、1枚のものを単子葉類と呼んでます。
だからアサガオは双子葉類。
単子葉類の代表例としてはトウモロコシやイネなんかを学校で習ったと思います。
でもトウモロコシやイネ、アサガオはスーパーにはありませんよね。
(トウモロコシは実だけなら売ってますけどね)
だからここは置き換えて考えます。
トウモロコシ、イネ → ネギ
アサガオ → ほうれん草
これなら野菜売り場にありますね。
野菜売り場の利点、それは土を掘り返さなくても根の形がはっきりと見られることです。
近くのスーパーでは根っこが切られたものしか売ってないって人、ごめんなさい。
いろんなスーパーに出かけてみて!
ネギをよく観察すれば、
葉脈が「平行脈」というのはもちろんですが、根の形が「ひげ根」というのが良く分かります。「ひげ根」を意識したことがない人は「ひげ根」ってこんな感じかぁって分かりますよ。
そうするとこの画像イメージが残って、覚えようと思わなくても、自然と覚えてしまいます。
維管束の並び方が「バラバラで不規則」というのはさすがに観察できないので覚えてもらうほかありませんが。
ほうれん草も
葉脈は「網状脈」、根の形は「主根と側根」というのが観察できます。
維管束の並び方が「輪状」というのはやっぱり観察できないのでこれは覚えてください。
トウモロコシ、イネ → ネギ
アサガオ → ほうれん草
の置き換えができれば、双子葉類、単子葉類の暗記は自然とできてしまいます。
実は僕はこうやって覚えました。(笑)
皆さんも是非スーパーに出かけて自然観察!
ためしてみて下さい!
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自然観察の方法も工夫次第でいろいろ考えられますよね!
それではまた更新します!
東京校学科講師 太田