私も高校生の頃、めっちゃリストカールをやってました!?
こんにちは!福岡校体力講師の辻です。
握力を強化するために何をしていますか?
スクールで推奨しているのはハンドグリップ、デッドリフト、バーベルグリップ、懸垂です。
これらをしっかりやれば、確実に握力が強くなります。
握力強化のために必要のないトレーニングがあります。
それは「リストカール」
握力強化のために、よく「リストカール」をする人も多いのでは?
ジムに行くと、そこにいるトレーナーさんもよく教えてくると思うんです。
なぜ、リストカールが必要ないのか?
それは、『時間の無駄』だからです。
リストカールをする時間があるならば、他にやらないといけないトレーニングをした方がいい。
とてつもなく暇なら、リストカールをやっても構いません。
トレーニングの質を高め、時間効率を考えると、リストカールは必要ないのです。
そして、リストカールをやっても握力が向上しないという事実があります。
なぜ、向上しないのか?
それは、リストカールは手首の曲げ伸ばしの運動だからです。
握力は握る動作ですよね?
リストカールは手首の運動なのです。
リストカールをすると、前腕の筋肉を使い、腕がパンパンになって、何となく強くなった気持ちになります。
私も高校生の頃、めっちゃリストカールをやってました。
野球の練習後にリストカール
そして、寝る前にリストカール
これを毎日やってました。
徹底的にやってても、握力は50㎏そこそこしかなく、めちゃくちゃ握力が強くなった!っていう感じはありませんでした。
あと、お勧めしない理由がもうひとつあります。
それは、怪我のリスクがあるということ。
手首の関節は、結構デリケートで一度痛めると回復に時間がかかります。
手首を痛めると、他のトレーニング種目に影響が出て、質の良いトレーニングが出来なくなります。
その結果、筋力は向上せず、パフォーマンスも上がってこない。
ここまでリストカールは必要ない。と言ってきましたが、それでもまだリストカールをやりますか?
握力を向上したければ、「ハンドグリップ」「デッドリフト」「バーベルグリップ」「懸垂」をやりましょう!
それではまた更新致します。
福岡校体力講師 辻