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傾向と対策

2次適性試験の傾向と対策

2次試験の適性試験は、操縦、全身反応力、教練、処置判断、手腕作業、速度見越し、横の動体視力(DVA)、縦の動体視力(KVA)、目と手の協応動作(周辺視野)、深視力、心理判断、作文の12科目あります。
2次試験の多くの科目は適性試験が占めることになるので、最も重要な範囲となります。

適性試験は例年でいうと、2次試験の3日目を中心に行なわれます。
※操縦は2日目、心理判断は1日目

近年の傾向からいうと、しっかりと対策をしてきた受験生と、してない受験生に圧倒的な差がでてきています。
特に特殊の器具を使うビジョン分野においては、ビジョントレーニングなどのトレーニングをやっている人とやっていない人の差は歴然としています。
よって、試験会場で涙をみないためにも合格するためには2次試験の適性試験の対策は必ずやっておいた方がよいでしょう。
器具を使ったトレーニングだけでなく、ビジョン能力の向上させるトレーニングも継続的に行なう必要があります。
試験内容を正確に理解して、念入りな対策をした人が合格に一気に近づけます。

全身反応力の傾向と対策

※撮影:艇学グループ

全身反応力の試験は、眼で見た情報を判断して全身動作に移すまでの反応の速さを測定する試験です。
特殊な専門的な測定器具を使用します。
測定器の丸いライトが赤く光ったら、マット上を両足でジャンプする試験となります。
ライトが光ってから両足がマットから離れる時間が記録となります。

成績を上げるためには、地面から両足を離すまでの時間を短くする工夫が必要です。
ジャンプするというより、足を踏み込む感じでマットから両足を離したら記録は伸びます。

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処置判断の傾向と対策

※撮影:艇学グループ

処置判断の試験は、継続的な変化に対応する注意力の配分や持続性を試験します。
特殊な専門的な測定器具を使用します。
この器具は、様々な方向を向いた赤い矢印が書いてある円盤の上に、左右に2本の針があります。
その2つの針を両手でハンドルを操作して、2つの針が共に円盤の上に書かれている矢印が指す方向の後ろ側を通るように操作します。
針が円盤の外側の赤い部分に触れたり、矢印の上を通ると「ブーブー」と鳴り、減点となります。

この試験はルールをしっかり理解することから始めましょう。
また、試験中にミスによる集中力や焦りで失敗する受験生が目立つので、ミスしてもあきらめない精神力が必要となります。
眼の使い方として、片方の針を注視しないで、両方をまんべんなくみて、円盤を見て次の動作を予想することが高得点の鍵となります。

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手腕作業の傾向と対策

※撮影:艇学グループ

手腕作業の試験は、指先の器用さ、手腕の器用さ作業の正確さを試験するものです。
この能力はボートレーサーになっても整備のときに活かされます。
「ペグ」と呼ばれる小さな丸棒を「穴から抜き取って、引っくり返して、別の穴に入れる」という動作を繰り返します。

この試験で致命的になるのは、この「ペグ」を落としてしまうことです。
手を滑らせたり、穴にしっかり入っていなかったりが原因になるので、ここには十分に注意してください。
焦りは禁物です。
よい成績を取るには、ペグの引っくり返し方を工夫し、穴にスポッと1発で入れることが重要です。
穴に一発で入れるにはペグを真っすぐにする必要があります。

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運動調整力の試験は、ハンドル操作によって目標物を見定めて、目標位置に調整できる能力を測定しています。
特殊な専門的な測定器具を使用します。
ハンドルの中心に立ち、ハンドルを右手に持ち、左手は腰を掴み、カーナビのような画面を見ます。
画面には平行に動く四角い目標点が上下に2点あり、上の点は自動的にランダムに動きます。
それを下の点を自分でハンドルで操作して、上下の2点の距離が短い時間が長かった方が高得点となります。

この試験のポイントはハンドルを細かく微調整しないことです。
この試験で一番多い失敗は、細かく微調整をして次の動作が遅れてしまうことです。
神経質に上下の2点をピッタリ合わせないように注意してください。

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速度見越しの傾向と対策

※撮影:艇学グループ

速度見越しの試験は、一定の速度で動く物体の速度を正確に追えるかを問われる試験です。
眼を正確に使う能力が重要となります。
特殊な専門的な測定器具を使用します。
一定の距離に試験器具を置いて、その試験器具のボードに光っている玉が直線上に右から左に流れ、それが途中から黒い板で見えなくなり、指定された箇所に光の玉がきたと思ったら、ボタンを押して、実際の指定された位置とボタンを押した位置の差が試験の記録となります。もちろん差が小さい方が良い記録となります。

この試験では、顔を動かしてしまうと速度感が掴めないため、眼で光を追うときに顔を絶対に動かさないで、眼だけで追うようにして、眼によって速度感を掴んでください。

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横の動体視力(DVA)の傾向と対策

※撮影:艇学グループ

横の動体視力(DVA)の試験は、左右方向に素早く動いている目標物を眼だけで捉える能力(動体視力)を測定します。
ボートレーサーでもスタートタイミングを測ったり、ブイの位置を確認したり、ボートの速度感を把握するために非常に重要な能力です。
この試験も特殊な専門的な測定器具を使用します。
試験方法は、スクリーン上に左から右にランドルト環(視力検査に使う「C」マーク)が流れるので、そのランドルト環の切れている方向を答えるという方法で行なわれます。
このランドルト環の速度は徐々に遅くなっていくので、切れている方向が分かったら手元のボタンを押して、答えることによって点数がつきます。もちろん、速度が速いときに答えた方が高得点となります。

気をつけてほしい点は、切れている方向が分からないのに答えて、不正解になり減点されることです。
しっかりと切れ目が分かってから答えて下さい。
またランドルト環の見方として、しっかりと左から右に眼で追うようにして下さい。このランドルト環の速さに眼がついていけるかどうかが動体視力です。
しっかりとビジョン能力を向上するトレーニングをして眼を速く動かす練習をして下さい。

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縦の動体視力(KVA)の傾向と対策

※撮影:艇学グループ

縦の動体視力(KVA)の試験は、縦方向に奥から手前に動いている目標物を眼で捉える能力(動体視力)を測定します。
横の動体視力と同様で、スタートタイミングを測ったり、ブイの位置を確認したり、ボートの速度感を把握するために非常に重要な能力です。
この試験も特殊な専門的な測定器具を使用します。
試験方法は、試験器具から自動音声ガイダンスでルールを聞いて、それ通りに行なってください。
簡単にいうと、最初に静止視力を計り、その後に縦の動体視力を測って動体視力の比較で数値を出します。
静止視力を測った後、ランドルト環(視力検査に使う「C」マーク)が遠くからゆっくりと動いて近づいてくるので、ランドルト環の切れ目の方向が分かったら、手前のレバーをその切れ目の方向に倒します。
もちろん遠くのときに切れ目が分かった方が成績は良くなります。

この試験対策もしっかりとビジョントレーニングをすることをオススメします。確実に上がる科目です。

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目と手の協応動作の傾向と対策

※撮影:艇学グループ

目と手の協応動作の試験は周辺視野の大きさと、視点移動の速さを測定します。
総合的なビジョン能力を問われます。
ボートレーサーは最もビジョン能力が必要なスポーツですので、この試験はその能力が顕著に現れます。
この試験も特殊な専門的な測定器具を使用します。

試験方法は、試験器具であるボードにランダムにボタンが30回光るので、そのボタンを押していきます。
光るボタンを押せた回数が記録となります。

この試験のポイントはボード全体を周辺視野で見て、光を周辺視野で捉えて、素早く視点移動させて正確にボタンを押すことです。
眼でキョロキョロと光るボタンを探してしまうと反応が遅れるので注意して下さい。
頭と眼を中心に固定させて、ボード全体をなんとなく眺めて、光った位置を周辺視野で捉えてください。
周辺視野の拡大と視点移動を素早くするためには毎日のビジョントレーニングが必要です。

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※撮影:艇学グループ

深視力の試験は、眼で遠近感をつかめるかを測定する試験です。
ボートレーサーとして危険走行になりかねないので、しっかりと遠近感をつかむ能力が必要となります。
大型トラック・バスの免許の試験と同じ試験方法で行なわれています。

試験器具は、器具の中に3本の黒い棒があって、真ん中の棒が手前と後ろに一定の速度で動きます。
両側の2本の棒は固定されていて動きます。この動いている真ん中の棒と両側の2本の棒が揃ったと思ったらボタンを押して、その誤差を測る試験となります。
器具の中の見え方は図で書くと、「| | |」のような感じです。
これを2.5mは慣れた位置から見ます。

この試験は何も対策をしなくてもできる人はできますが、できない人はできません。これが規定値よりオーバーしてしまうと、足切りになって不合格になってしまう可能性があるので、自分はできるかできないかを試験前に絶対知っておきたいところです。

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教練の試験は、5パターンの動作を試験官の号令に従って正しく行なう試験です。
5パターンの動作とは、「気をつけ!」「右へならえ」「右(左)向け、右(左)」「まわれ右」「前へすすめ/全体止まれ」の動作です。
これらはそれぞれやり方があり、試験前にやり方を教えられて練習する時間が多少あるので、そこで絶対に習得して下さい。
4人、5人が1組で行ないます。

ポイントは指示通りの動作を素早く正しく行なわれているかです。また集中力も非常に大事な要素となります。眼をキョロキョロとさせず、身体もグラグラとさせないようにキビキビとした動作を心がけてください。

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操縦試験は、実際のプロレーサーが乗っている競走用のボートではなく、二人乗りのペアボートによって試験が行なわれる。前は受験生が乗り、後ろの現役プロレーサーが乗り、ボートの操縦を行う。

試験をする前日に操縦試験の説明をするので、その説明をしっかりと聞いておくこと。
試験方法として、離岸は後ろに乗っているプロレーサーが行い、1マークまでプロレーサーが操縦します。
その後、肩を「ポン!ポン!」と叩かれてから受験生が操縦します。
操縦するコースはS字に3つのブイがあるコースです。
3つ目の(最後の)ブイを曲がってから、また肩を「ポン!ポン!」と叩かれるので、その後はプロレーサーが操縦します。

ほとんどの受験生が初めて、もしくは数回しか乗ったことないので、1周目の練習時にボートの乗り方に慣れることが高得点の鍵となります。
転覆や落水などは絶対にないように操縦して下さい。

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ステッピングの傾向と対策

※撮影:艇学グループ

ステッピングの試験は117期から始まったら新しい試験科目です。
試験内容は、試験官から合図があったら、素早く足踏みを行います。

足踏みの回数がより多い方が高成績となります。

一見簡単そうに見えますが、瞬発力、運動神経、筋持久力などの総合的な能力が問われる試験となります。

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この心理判断は適性試験の筆記試験です。
IQ、労研、心理的競技能力の3分野に分けて、知能や性格などがボートレーサーに合っているかを試験します。

IQ試験に関しては、筆記試験で40分間行ないます。10〜12種類の問題がそれぞれ20題あり、それぞれ決められた時間に内に何題解けるかが採点の対象となります。

労研試験は、筆記試験で20分程度行ないます。8種類程度の作業をそれぞれ数分試験します。
それぞれの作業を決めれた時間にどれだけ行なえるかを試験するものです。

心理的競技能力は、スポーツ選手用の心理テストを行います。筆記試験で15分程度で質問が50個位用意されています。
その50個の質問すべてに答えを選択して解答します。

それぞれの試験でしっかりと試験官の指示に従って受験してください。

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作文の試験は、全受験生が一斉に筆記にて試験を行ないます。作文のテーマがあらかじめ与えられるので、そのテーマに合った内容の作文を書きます。
面接同様に人物試験の要素が強いです。3次試験の面接の材料と使われる可能性が多いので、艇学では3次試験のカテゴリで考えています。
作文の過去の試験テーマは、「一番○○なこと」「○○で一番だったこと」などのテーマが頻出です。
実際に出題されたテーマでいうと、「今までの人生で一番感動したこと」「今までの人生で一番感動したこと」などです。

作文の時間に軽いアンケートも行なわれ、面接のときの質問材料となることが多い。

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