社会:公民を勉強するなら、まずは「国連」を押さえよう!
こんにちは。艇学スクール東京校で学科講師を担当している太田です。
1次試験まで2カ月を切っていますが、皆さん、勉強は進んでますか?
暗記主体の社会は比較的短期間で得点アップが可能な科目です。残りの期間でも十分に合格点を狙えますよ!
社会の問題は比較的易しいものが多く、勉強の仕方としては広く・浅く進めていくのが基本です。一問一答形式の問題に取り組むのはとても有効ですよ!
今日は社会、その中でも公民についてのお話です。
社会は地理・歴史・公民の3つの科目に分かれますが、それぞれ満遍なく出題されます。従って社会15問のうち公民は5問程度出題されます。もっとも社会は歴史と公民で重複して学習する範囲があるなど、3教科にきちんと分けることができない問題もありますが。
公民から5問程度出題されることが分かりましたが、やはり出題されやすい項目とそうでない項目があります。当然出題されやすい項目はしっかり押さえておきたいですよね。
そこで、公民を勉強するなら、ぜひ押さえておきたい項目があるのですが、
それは、、、ズバリ、
「国連」です。
そう、国際連合ですね。
実は参考書で割かれているページ数では国連は意外と少なく、公民の中のおよそ20分の1しかないのです。つまり約5%です。
私の手元にも社会全体、あるいは公民だけの参考書が6冊ありますが、やはり国連が記述されているページ数の割合は平均すると5%程度です。
記述ページが少ないということは、当然覚える範囲も少ないということです。
ところが、学科試験では3回のうち2回くらいの割合で国連が出題されているんです。
覚える範囲が少ない。しかも公民は5問程度しか出題されない。にも関わらず、この高出題率なんです!
これは勉強効率が良いですよね!
ぜひとも押さえておきたいところです。
では国連のどこを押さえておくのか。。。
国連といえば、最初に覚えるべきは、
やはり安全保障理事会の常任理事国!
常任理事国は5カ国ありました。全部覚えていますか?
アメリカ、イギリス、フランス、ロシア、中国でしたね。
これは必ず暗記して下さいね!
よくある常任理事国を選ぶ問題は選択肢にドイツやイタリア、日本が入っていることが多いです。
3カ国ともG7の構成国ですし、ドイツはヨーロッパ経済の中心です。うっかりするとドイツを選ぶ人がいるかもしれませんね。間違えないように、上述の5カ国はしっかり覚えておきましょう。
ちなみに、国連はそもそも第二次世界大戦の戦勝国(連合国)から出発しているので、敗戦国のドイツ、イタリア、日本が常任理事国になるなんてことはないんです(将来的にはあるかもしれませんが)。
また、常任理事国には拒否権があることも復習しておいてくださいね。
そして次に覚えるべきはアルファベットです。
アルファベット?
そうです。アルファベットです。
しかも頻出ですよ!
アルファベットと書いたのは国際連合の機関の略称のことです。具体的にはUNICEFやUNESCO、WTOなどです。
それぞれの 1)略称(アルファベット)、2)日本語名 はもちろんですが、3)活動内容 も併せてセットで覚えて下さい。
例えば、UNICEFの活動内容を問われたら、発展途上国などの子供を援助するというような内容のものを選べるようにしておいて下さいね。
本当は内緒にしておきたいところですが、実はこのアルファベットは社会の常連問題なんです。公民はもちろんですが、地理でもよく出題されています。ASEANやNAFTAなど、しっかり復習しておいて下さいね。
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アルファベットは社会の常連問題!ぜひ得点源にして下さい!
それではまた更新します!
東京校学科講師 太田