こんにちは!フィジカル福岡の辻です。
ご存知ですか?
皆さんが測定している背筋力は、本来の力ではないかもしれません。
本当はもっと力があるかもしれないのです。
背筋力を測定したことある人は、測定した時を思い出して下さい。
力強く引っ張った時、握っている手が段々開いていませんでしたか?
この手が開いていくと、力を上手に伝達できず、記録が出てない可能性があります。手が開くことで力を分散し、本当の力を引き出していないということになります。
手が開く原因は、握力の無さも原因のひとつですが、それだけではありません。
握る位置や角度がキーワードを握ります。
文章で伝えるには限界がありますが、出来る限りのヒントをお伝えします。
バーから伸びている鎖と測定機に繋がっているラインは、力を伝える方向です。
鎖に沿って測定機に力を伝達しているということです。
この力の方向と拳の位置で、手の平が開かない状態を作ることが出来ます。
力が働いている向きが関節の位置(第二関節)にくると、基節(グーを握った骨が出ている関節)に支点が生まれ、関節が回転しやすくなり手が開きやすくなります。手が開く人のほとんどの人が、この位置で背筋力を測定しています。
手の平が開かないようにする為に、どのように対策をするのか?
それは、第2関節と基節の真ん中に力が働く方向を作ることです。ここに力が働く方向をもってくることで、基節が支点にならず関節の回転が生まれないことから、手の平が開きにくくなって、しっかりバーを握ることが出来ます。
握っているバーがしっかり固定すると、本来の力を伝達でき、今まで以上の記録がでることでしょう。
この部分はちょっと難しいのですが、握り方で力の伝達が違うことを理解し、力を出せる方法を自分の技術として習得して下さい。
特に背筋が苦手な方は、これを覚えるだけで各段に記録が向上しますので、出来るだけ習得することをお勧めしますよ!
もうすぐ試験ですね!健闘を祈ります!!
下記は、3月岡山セミナーの風景です。
記録の向上だけでなく、ボートレーサーとしての能力アップに繋がる内容も展開しています。
119期向けのセミナーは(直前セミナー除く)は、終了しました。
次回からは120期向けのセミナーとなります。6月末にスタート致します。