Top > お知らせ > その他 > ボートレーサー(競艇選手)の生活

Informationお知らせ

その他

ボートレーサー(競艇選手)の生活

ボートレーサー(競艇選手)の生活

ここではボートレーサーの仕事のスケジュールや休日について紹介します。

ボートレースは4日間開催から6日間開催のレースがあります。
選手は開催初日の前日からレース場に入らなくてはならず、その間は外部との接触や通信、外出は禁止されています。
約5日から7日は缶詰め状態になります。
A1級のレーサーの月間出場日数は約13日、B2級レーサーは約7日と成績により差が生じます。

基本的にレース日以外は休日であり、多い人(B2級)は1カ月に20日くらいは休みとなります。
しかし、休んでばかりでは強くなるはずもなく、レースのない日は練習にあてたり、体力トレーニングにあてたりする選手もいます。

また、最近では選手のトークショーなども増えており、人気のある選手はレース開催期間以外でも忙しい日々を送っています。
レース開催以外は比較的自由な時間が多いので、趣味や旅行に行く選手が多いです。

レース期間中の過ごし方

以下の説明はレースの斡旋方法並びにレース前日から終了に至るまでの流れです。

ボートレースの場合は1日に2回出走する場合があります。
またレースでフライングスタートの失格で返還欠場となった場合(フライングもしくは出遅れによるスタート事故)、1回目は賞典除外となるのみでそのまま開催最終日まで競走に参加できます。2回目で強制帰郷となります。

モーターは各ボートレース場に備え付けのものから抽選で割り当てられたものを使用します。
開催期間中は、選手は各自でモーターを整備します。
多くの選手がレースで使用するモーター(エンジン)の整備に時間を費やします。
整備により逆に性能が悪化することもあるので、その場合は状態を元に戻すことになります。

またプロペラは現在ではボートレース場備え付けのものを使用します。
原則としてナカシマプロペラ・ヤマト発動機のものが各1枚ずつ割り当てられていましたが、ナカシマプロペラ株式会社がボートレース用プロペラ事業から撤退することになったため、平成25年11月1日以後の日を初日とする開催よりヤマト製1枚での運用に変更になりました。

レースの公正面から(インサイダー行為・八百長行為・ノミ行為等の不正行為を防ぐ為)、開催期間中の出場選手は、緊急時以外および管理解除になるまでは、開催ボートレース場から外出はおろか外部との接触も禁止されています。
物理的・社会的に閉ざされた合宿生活をすることになります。

休日の過ごし方

開催期間外は、従来はプロペラの開発に多くの時間を費やす選手が多かったのですが、2012年の制度改正により選手個人が所有するプロペラの使用が禁じられたため、現在は、どのように時間を使うのかがベストか各選手が試行錯誤しています。

なお競走の斡旋を受けていない場合でも、前検日及び開催中のボートレース場において予備のボートを利用して練習を行うことができるため、まだ実戦経験の少ない若手選手が練習のためにボートレース場に行くことは多いです。
若手選手の練習時間については地域格差があるらしく、長い時間乗れる地区と、短い時間しか乗れない地区があるようです。

フライング等による長期休暇の過ごし方

レース中にスタート事故(フライング)を起こした際は、レースに出れなくなります。
級別決定期間(5〜10月、11〜4月)内に起こしたスタート事故(フライング)の回数に応じ、1回で30日間、2回で90日間、3回で180日間の斡旋停止となります。

このほか1回目のフライング事故から100走以内に2回目のフライング事故を起こした場合には、愛知県碧南市の「日本モーターボート選手会常設訓練所」で再訓練を行う必要があります。
このほかSG、GI、GII競走でフライングした場合は特別な出場停止規定があります。

フライグによる斡旋停止の間は当然のことながら無収入状態となるほか、斡旋停止期間が長くなると出走数が足りずにクラスが下がることもあります。

そのため、一般の選手にとってはかなりの痛手となるが、A1級の選手の中には「フライングによる斡旋停止は必要経費」「むしろ海外旅行などに行くのにちょうどいい休暇になる」と語る者もおり、あまりスタート事故の抑止力とはなっていないのが現状です。

ただA1級の選手になるとレースの斡旋が絶え間なく入るのが通例のため、斡旋停止期間ぐらいしかまともに休みを取れないのも実情です。

選手の減量生活      

ボートレースは体重が軽い方が有利なスポーツのため、選手の多くが減量しています。
SGといわれる大舞台で活躍する選手のほとんどが下限である体重にしています。
一時期、減量により体調を崩す選手が増え、開催中の番組編成に支障をきたすほどの事態となったことから、1988年11月に選手の最低体重規定が設けられ、それ以下の体重の場合には重りを身に着けてレースに出走する規則が出来ました。

現在の選手の体重の下限値は、男は50kg、女は最低47kgです。
2003年5月より女子の最低体重が47kgに引き上げられています。

また、ボートレースの養成学校に入学する際も男子は55kg以下が身体条件となっており、選手になる前から過酷な減量を強いられる受験生も多くいます。

ボートレーサーの大半は普段から体重に気をつけていますが、減量によるボートのスピードアップと、体力が低下することとのバランスを考え、重要なレースの前に限り特別に減量を行うレーサーもいます。

カテゴリー

アーカイブ