ボートレーサー試験の3次試験の傾向と対策

3次試験はボートレーサー試験の最終試験です。2次試験不合格者は、4日の朝に解散となります。
2次試験を合格して3次試験を受験できる人は例年だと約70人です。
その中から最終合格者は半分の約35人となります。

最終試験は人物試験となり、面接試験がメインとなります。
2次試験の点数も最終結果に関わってくるので、2次試験で他の受験生と比べて悪かった人も面接試験で挽回することも可能です。
しかし、近年受験生のレベルが高くなってきているため、1次試験〜3次試験まで全ての試験で高得点を取らないと合格は厳しい状況になってきています。

また、面接試験の後、最終検査として身体検査を行います。
ここでボートレーサーに適合しているかを最終チェック致します。

面接試験は、ボートレーサーとして資質や可能性を人物面で試験するものです。
受験生1名対、試験官2〜4名で個人面接をします。
期によって様々な工夫があり、体重計を用意している試験期もありました。
また、面接回数も試験期になって異なり、おおむね2回〜4回の面接を行ないます。

以前は、面接時に厳しい質問などや発言をする「圧迫面接」を行なわれていましたが、最近だと一般的な面接試験の内容となっていることが多いです。
志望動機、自己PR、ボートレース学校について、ボートレースについて、前職について、スポーツ歴について、体重管理について、試験について、などの質問が多いです。

面接のポイントとして、質問の受け答えだけでなく、態度、言葉使いなどを気を使って、礼儀を重んじる姿勢が大切だ。
公営競技の選手としてふさわしい態度を取って面接に挑みましょう。

身体検査の科目は、身長、体重、視力、血圧、血液検査、胸部レントゲン、直腸検査、睾丸検査、深視力、聴力検査、視野の広さ、関節柔軟、バランステスト、書字、色覚などがあります。

色覚、血圧、体重で引っかかる受験生が稀にいるので、事前に注意しましょう。
試験中に体重調整を忘れずに行なうべきです。
上記の種目でどこか身体に心配がある方は、一度病院で検査をしてもらって不安を解消しておくと良いと思います。
艇学でも相談には乗れますので、どうしても心配な方はご連絡下さい。

この3次試験の身体検査を行なう病院は「聖マリア病院(http://www.st-mary-med.or.jp/
)」です。

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